筒井康隆

残像に口紅を 筒井 康隆

今話題のSF小説!こんにちは、くまりすです。今回は人気急上昇の小説「残像に口紅を」を紹介いたします。1995年に文庫本が出版された小説「残像に口紅を」が、書店で売り上げ1位を記録し、アマゾンや楽天などの通販サイトでもランクインしている。何故...
小野寺史宜

ひと 小野寺 史宜

たった一人になった。でもひとりきりじゃなかった。ーひとりになって、より「ひと」のあたたかさを知る。心にしみる青春小説ーこんにちは、くまりすです。今回は2019年に「本屋大賞」2位に輝いた「ひと」の紹介、読書感想です。文末には「勝手にCV妄想...
読書日記

きのうの影踏み 辻村 深月

「口裂け女」や「赤い紙、青い紙」などの有名な怪談話がある。もし口裂け女に「私、綺麗?」と尋ねられて、「きれいじゃない」と答えたら…トイレで「赤い紙が欲しいか?青い紙が欲しいか?」と尋ねられたらどちらを選んでも…子供の頃は怖いもの見たさにそう...
芦沢央

火のないところに煙は 芦沢 央

これは、実話をもとにした話なのか?モキュメンタリーという言葉があるらしい。擬似を意味する「モック」と、「ドキュメンタリー」を合成した語で、「ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法」とのこと。この物語も、この手法を用いられてい...
朝倉宏景

あめつちのうた 朝倉 宏景

阪神ファンや、高校野球のファン、甲子園に足を運んだ人なら皆知っているんじゃないかなという位有名な「阪神園芸」さん。球場を整備してくれるグラウンドキーパーがいるのです。「阪神園芸」の職人技はずっと見ていても飽きなくて素晴らしい。雨が降って中断...
真藤順丈

宝島 真藤 順丈

テレビをつけると日本の選手が各国を相手に善戦していた。観客の声援があまり聞こえない静かな試合ながらも、アスリートの迫力に思わず息をのむ。紆余曲折を経てオリンピックは開催されたが、紙面の選手の健闘を称える記事をめくると、一転して表れるコロナの...
読書日記月別

読書ブログ 2021年7月に読んだ本

7月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。本を普段あまり読まない、全く読まない、読む時間があまりない方でも選びやすいように、読みやすさを★で表示しています。参考にしてみてください。★★★★★ とても読み...
瀬尾まいこ

おしまいのデート 瀬尾まいこ

初デートってドキドキ、ワクワクしたりして、楽しい思い出だったりするけれど、最後のデートは、はっきり覚えていないことが多い。もし、それがいい思い出として残っているのなら、それはとても大切な時間だったってこと。story中学三年生の彗子は両親の...
浅原ナオト

彼女が好きなのはホモであって僕ではない 浅原 ナオト

映画ボヘミアンラプソディーが世界的に大ヒットし、大きな話題となった。日本でも桁違いの人気で、米国に次いで2位の興行収入を記録した。もちろん私も見に行ったし、ケーブルTVの点検に来た兄ちゃんの着信音もQUEENだったりした。TV放映の時はtw...
伊与原 新

月まで三キロ 伊与原 新

新田次郎文学賞という存在を初めて知り、山岳小説の賞なの?と勘違いをしてしまいました。Story「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っ...