日記

森見登美彦

熱帯 森見 登美彦

「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」 こんにちは。くまりすです。今回は、全国の高校生たちが選ぶ直木賞「高校生直木賞」に選ばれた作品。森見登美彦ファンをも騒然とさせた怪作「熱帯」を紹介いたします。 story ある日、忽然と消えた一冊...
京極夏彦

姑獲鳥の夏 京極 夏彦

「この世に不思議なことなど何もないのだよ」 こんにちは、くまりすです。今回は、あまりの分厚さから「レンガ本」などと呼ばれている京極夏彦の百鬼夜行シリーズ1作目。著者のデビュー作であり、講談社メフィスト賞創設のきっかけとなったオカルトミステリ...
湊かなえ

未来 湊 かなえ

ある日、突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという……。 こんにちはくまりすです。今回はイヤミスの女王湊かなえの新たなる代表作「未来」の紹介を致します。 story 「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたは...
読書日記月別

読書ブログ 2021年8月に読んだ本

8月に読んだ本をまとめました。 夏のフェアーと新刊を中心に読みました。 基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。 本を普段あまり読まない、全く読まない、読む時間があまりない方でも選びやすいように、読みやすさを★で表示しています。参...
一條次郎

レプリカたちの夜 一條 次郎

「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました」あの伊坂幸太郎が激賞、圧倒的デビュー作。 こんにちは、くまりすです。今回は、一條次郎の衝撃のミステリー「レプリカたちの夜」を紹介いたします。 story 動物レプリカ工場に勤める往本がシロクマ...
筒井康隆

残像に口紅を 筒井 康隆

今話題のSF小説! こんにちは、くまりすです。今回は人気急上昇の小説「残像に口紅を」を紹介いたします。 1995年に文庫本が出版された小説「残像に口紅を」が、書店で売り上げ1位を記録し、アマゾンや楽天などの通販サイトでもランクインしている。...
小野寺史宜

ひと 小野寺 史宜

たった一人になった。でもひとりきりじゃなかった。 ーひとりになって、より「ひと」のあたたかさを知る。心にしみる青春小説ー こんにちは、くまりすです。今回は2019年に「本屋大賞」2位に輝いた「ひと」の紹介、読書感想です。文末には「勝手にCV...
読書日記

きのうの影踏み 辻村 深月

「口裂け女」や「赤い紙、青い紙」などの有名な怪談話がある。 もし口裂け女に「私、綺麗?」と尋ねられて、「きれいじゃない」と答えたら… トイレで「赤い紙が欲しいか?青い紙が欲しいか?」と尋ねられたらどちらを選んでも… 子供の頃は怖いもの見たさ...
芦沢央

火のないところに煙は 芦沢 央

これは、実話をもとにした話なのか? モキュメンタリーという言葉があるらしい。 擬似を意味する「モック」と、「ドキュメンタリー」を合成した語で、「ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法」とのこと。 この物語も、この手法を用いら...
朝倉宏景

あめつちのうた 朝倉 宏景

阪神ファンや、高校野球のファン、甲子園に足を運んだ人なら皆知っているんじゃないかなという位有名な「阪神園芸」さん。球場を整備してくれるグラウンドキーパーがいるのです。 「阪神園芸」の職人技はずっと見ていても飽きなくて素晴らしい。雨が降って中...