木皿泉

さざなみのよる 木皿 泉

なんだ、私、けっこういい人生だったじゃんこんにちは、くまりすです。今回は「野ブタ。をプロデュース」の夫婦脚本家、木皿泉の本屋大賞ノミネート作品「さざなみのよる」をご紹介いたします。story富士山の間近でマーケットストア「富士ファミリー」を...
原田マハ

常設展示室 原田 マハ

絵画と人生が交差する6つの物語~ほんとうの感動は作品を観終わったあとについてくる~こんにちは、くまりすです。今回は美術館の勤務経験を持ち、アート小説で名高い原田マハの「常設展示室」をご紹介いたします。storyいつか終わる恋をしていた私。不...
砥上裕將

線は、僕を描く 砥上 裕將

水墨画は孤独な絵画ではない。水墨画は自然に心を重ねていく絵画だ。こんにちは、くまりすです。今回は、水墨画家で小説家という二足の草鞋を履く砥上 裕將の「線は、僕を描く」を紹介したいと思います。story墨と水。そして筆だけで森羅万象を描き出そ...
島田荘司

毒を売る女 島田 荘司

彼女が涙をこぼす時、私はその涙の一滴一滴の行方まで、じっと冷静にみきわめていた。あの中に毒が入っている、と思った。こんにちは、くまりすです。今回は新本格ミステリーのジャンルを切り開いた島田荘司の「毒を売る女」をご紹介いたします。story娘...
読書日記

噛みあわない会話と、ある過去について 辻村 深月

「過去」に復讐できるとしたら?~「知らなかったは」許されない~こんにちは、くまりすです。今回は辻村深月本屋大賞受賞後第一作「噛みあわない会話と、ある過去について」をご紹介いたします。story大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚...
羽田圭介

5時過ぎランチ 羽田 圭介

エネルギー代謝と補充の反復、そのサイクルを強いられる労働こそが自分を強く支えてくれるこんにちは、くまりすです。今回は芥川賞作家羽田圭介の「5時過ぎランチ」をご紹介いたします。story食欲のリズムとあわない、コントロール不能な現実世界。ヤク...
読書日記

木曜日にはココアを 青山 美智子

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている~幸せな気持ちをあなたに~こんにちは、くまりすです。今回は2021年本屋大賞受賞作家青山美智子のデビュー作「木曜日にはココアを」を紹介いたします。story川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを...
読書日記月別

読書ブログ2021年10月に読んだ本

10月に読んだ本をまとめました。基本、人気作家さん、話題の本を中心に読んでいます。今回から私の満足度、おススメ度で★をつけています。★★★★★ とても良かった!!人に薦めたい!これを読まないなんて、人生損している!★★★★  とても良かった...
北原一門

二魂一体の友 萩原 朔太郎 室生 犀星

僕等はツバぜり合いの刀の下で、永久に黙笑し合っている仇敵であるーこんにちは、くまりすです。今回は、萩原朔太郎と室生犀星の友情についてまとめた「二魂一体の友」をご紹介いたします。story北原白秋主宰の詩誌への寄稿で知り合い、近代詩を牽引する...
読書日記

空飛ぶ広報室 有川 浩

いつでも撃てる、撃つ能力もある。しかし極限まで撃たないことを任ぜられているのが自衛隊だ。~僕たちの活動が国民の安心に繋がるように伝えて欲しいんです~こんにちは、くまりすです。今回はドラマ化や直木賞候補にもなった有川浩「空飛ぶ広報室」をご紹介...