7月9日今日は森鴎外の命日だそうですが、私は森鴎外を読んだことがない。(えっ!)
文豪大好きだけれども偏っていて、読もうと思いつつ読みたい本が次から次へと出てきて(言いわけ)・・・これから色々読んでいきます。
でも、娘の森茉莉の本は持っているのです。
この本を手に入れた理由はSNSで「日曜日には僕は行かない」の登場人物、作家の杉村達吉がどう考えてもCV諏訪部順一だというのを目にしたので、(結局それか…)どれどれと読んでみた。「うん」間違いないね。というか他に浮かばないくらいはまっているし、何ならこれそのままアニメ化してほしい!!
ストーリーはこの達吉の愛弟子、主人公の伊藤 半朱(ハンスと読む)が結婚を決めたのだけれども、達吉が嫉妬に駆られて婚約者から彼を奪い取る話。
「ん?」ってなったでしょ?
そう、これはBLだよね。文豪のBL。
それは置いといて(置いとけない)、この達吉がインテリで、お金持ちで、お洒落でハンスにすごく執着しているというところ、冷静で、自信家で、社会的に成功していて、でもハンスの為なら何でもする(どんな手段でも取る)ところ。そして美貌。これは確かに諏訪部さんですね!!
ハンスの方は、色白で女性のような西洋風の美男子で、CVは浅沼晋太郎さん(たぶん「啄木鳥探偵處」のせいでしょう)で読んでいました。
少女漫画のような設定で、ヨーロッパ風の描写が多く、お洒落。
これは、森茉莉さんがフランス文学者と結婚してパリに住んでいたことがあり、その影響でしょうか。
少しもの寂しいようであり、幻想的な世界感があります。
他の作品は、まだ読んでいないのですが、(代表作の方を読んでいないという)受賞作品だそうで、読み終えたらブログに書きたいと思います。
つまり、何が言いたかったかというと
「日曜日には僕は行かない」話の結末が不穏なので、アニメは難しいのかもだけれども、ドラマCDでもいいので、出してください!!